FSC®︎認証林

平成22年3月3日、浜松市内の天竜区及び北区引佐地域の森林のうち、18,400haがFSC認証林として認められました。その後、認証面積は拡大し、現在44,404haが認証されており、市町村別取得面積では、日本第1位です。(平成29年4月現在)
本認証は、浜松市内の森林組合(春野、水窪、佐久間、龍山、天竜、引佐)をはじめ、浜松市、静岡県、天竜林業研究会などで構成する「天竜林材業振興協議会」が取得しました。森林組合が連携してFSC森林認証を取得したのは全国初であり、さらに面積を拡大させていく予定です。
今後、浜松市及び天竜林材業振興協議会では、FSC認証を効果的に活用し、「浜松市森林・林業ビジョン」に掲げる理念の「価値ある森林の共創」を目指し、森林や林業に関わる人、山村に暮らす人に加え、都市部の市民も協働し、森林の多面的な働きを高め、林業が育んだ森林資源を活かした価値ある森林を創ります。そして、浜松の森林を世界に発信し、次の世代に継承します。

FSC®︎認証とは

「森林が適切に管理されているか」を、第三者機関が全世界統一の基準に沿って審査、認証するもので、違法伐採や保護する価値の高い森林の伐採を防ぐ効果的な仕組みです。
そして、それらの森林から生産された木材・木材製品へ認証ラベルを貼り付けることにより、消費者の選択的な購買を通じて持続可能な森林経営を支援する制度です。
※FSC/Forest Stewardship Council:森林管理協議会
なお、制度には、森林が対象で森林資源や森林環境に配慮しているかを審査・認証する「FM認証」と、加工・流通業者や工務店が対象で、加工・流通時に認証を受けていない林産物が混ざらない管理ができているかを審査・認証する「COC認証」があります。

FSC FM(Forest management)認証

次の10の原則に基づき森林を審査し、森林環境を適切に保全し、地域の社会的な利益にかない、経済的にも持続可能な森林管理を推進する国際認証制度です。
~10の原則~

 原則1 法律や国際的な取り決めを守っている

 原則2 労働者の権利や安全が守られている

 原則3 先住民族の権利を尊重している

 原則4 地域社会の権利を守り、地域社会と良好な関係を保っている

 原則5 森林のもたらす多様な恵みを大切に活かして使っている

 原則6 環境を守り、悪影響を抑えている

 原則7 森林管理を適切に計画している

 原則8 管理計画の実施状況を定期的にチェックしている

 原則9 保護すべき価値のある森などを守っている

 原則10 管理活動を適切に実施している